ダイヤモンドジュエリーの取り扱い上の注意点
取り扱い上の注意事項
ダイヤモンドは地球上で最も硬い物質であることは、皆さんもご存知であるかと思います。しかし、この硬さはあくまでも摩擦のような力に対して強いのであって、どんなに乱暴に取り扱っても壊れないというわけではありません。
実はダイヤモンドには、ある一定の方向に強い衝撃を加えると壊れやすいという性質があるのです。
「硬度」の点では最強の物質ですが、「割れやすさ」「欠けやすさ」については他の宝石類と同様の注意を払う必要があります。
したがって、ダイヤモンドを取り扱う場合には次の点に注意していただきたいです。
・ダイヤモンドジュエリー単独で保管すること。
ダイヤモンドはその硬度ゆえに、他の宝石と混ぜて乱雑に保管してしまうと、他の宝石に傷を付けてしまうことがあります。また、ダイヤ同士でもお互いを傷つけてしまう可能性もあります。
・激しい運動や力仕事の時はつけないようにする。
何かの弾みで瞬間的に強い衝撃を加えてしまい、ダイヤモンドに亀裂が入る恐れがあります。
・できるだけ油をつけない
ダイヤモンドは油類になじみやすいため、油が付くと本来の輝きが失われてしまいます。もし油で汚れてしまったら、中性洗剤で洗い落とされることをお勧めします。